第6回西の島ハーフマラソン    2018年10月14日

おすすめポイント・・・高低差260m位あり、アップダウンはかなり厳しいが、天気が良ければ最高の景色が楽しめます。また、スマホを持って行けば、絶景の撮影ポイントでスタッフが写真を撮ってくれます。10月からの本格的なフルマラソンシーズンを控え、いい練習になります。

参加賞・・・・クーラーバック(350m缶が6つ入る大きさ)・さざえカレー

完走賞・・・・スポーツタオル


大会前夜祭           10月13日(土)

前夜祭のバーベキューパーティは申し込み制ですが、烏賊、ホタテ、イサキ、栄螺等の新鮮な海の幸もいっぱいで地酒も飲み放題!!普段は日本酒を飲む事は無いのに、勧められるままについつい飲んでしまいました。同じテーブルの滋賀、岡山、岐阜の人とも話が弾み、最後はみんなで踊り、今回のマラソン旅行のメインは前夜祭!!と、言った感じでした。

西の島ハーフマラソン

朝、「夜中、すごい雨だったね。」という、隣室の人の会話に外を見ると路面に水たまりが出来ていましたが、そんな事もわからないくらいぐっすり眠れました。また、旅館のすぐ傍がスタート地点なのでスタートまでゆとりをもって過ごせました。旅館の人も大会スタッフとして何らかの形で大会にかかわっているようで、朝食時も色々と声かけをしてくれました。谷川真理さんが西の島の観光大使をされているという事で昨夜のパーティでも会を盛り上げてくれましたが、スタート前の開会式でも登り、下りのワンポイントアドバイスもあり、少人数の大会ですが、アットホームな感じがしました。

8時45分スタート。雨上がりのすがすがしい空気、風もあまりなく、気温も15度くらいかな。じっと待っているぶんには気持ちいい天候でした。谷川さんも300~400m程一緒に走り、私達を見送ってくれました。この後、10km位の地点まで二人で一緒に走り国賀海岸を一望できるスポットで写真を撮りましたが、下り坂でどれだけスピードを出せるか試したくなったので一人駆け出してしまいました。13km地点くらいかな?後から追いかけて走ってきた谷川さんに抜かれましたが下り坂では約20mくらいまでその差を縮める事ができましたが、残り1km位のほぼ平坦なコースに入るとまた、姿が見えなくなるくらい引き離されてしまいました。結果 2時間27分で年代別では2位でゴール出来ました。

ゴール後は超特大の岩牡蠣を頂きました。

玉若酢命神社と八百杉(たまわかすみこと)    10月12日(金)

玉若酢命神社・・隠岐造りの本殿、髄神門、旧拝殿ともに国指定重要文化財

八百杉・・国指定天然記念物の巨木樹高30m、樹齢は千数百年とされています。

屋那の松原・舟小屋群

屋那の松原は若狭の國から隠岐にきた八百比丘尼が一晩で植えたと伝えられています。

舟小屋は杉皮葺きの屋根に浜辺の石が乗せられた舟のアパートです。

ローソク島遊覧船

福浦港から定期観光船(10人位が乗る小さな船です。)でローソク島に。上下左右に大きく揺れ、海に投げ出されそうで船底に座り込み、椅子にしがみつきながらの迫力満点というか本当に怖い観光でした。

本当はこんな感じかな?と期待して行きましたが。

かぶら杉         10月13日(土)

根元付近から6本の幹に分かれている杉の巨木で樹高約38.5m、樹齢は約600年と伝えられています。「セこ」  ◆山の中に棲む2~3歳の子供の姿をした妖怪 ◆効能 ものまねがうまくなる とありました。

岩倉の乳房杉

樹齢約800年、樹高約30m、幹周囲約11m、主幹は15本に分岐しその分岐した部分から大小24個もの乳房状の根が垂れ下がっています。

銚子ダム

ちょうちんお化け・・◆霊が宿って妖怪化した提灯。突如、羽が生え、目鼻を現し、大口を開けて笑う。

◆効能/笑顔がよくなる

壇鏡の滝

高さ40mの屏風のような岩壁に左右から雄滝、雌滝の二つの滝が流れ落ちています。二つの滝の間には壇鏡神社があり、神秘的な雰囲気が体感できるパワースポットです。ここの水は「全国の名水100選」の一つで、流域にはオキサンショウウオが生息している。勝者(女神)の水、火難防止の水としても有名で、750年の歴史ある島の闘牛大会や隠岐古典相撲大会に出場する関係者は必ずこの水を大会前日先を競って迎え、清めて大会に臨む慣習が今も続いています。

佐々木家住宅

1836年に建てられた杉皮葺き石置き屋根の木造住宅で3か所に設けられた玄関など隠岐独特の特徴があり、国指定重要文化財です。

国賀めぐり定期観光バス

赤尾展望所・・・・隠岐を代表する景勝地「国賀海岸」を一望できます。周辺一帯の放牧地では牛馬がのんびり草を食む姿が見られます。摩天崖、通天橋、観音岩が見えます。

摩天崖・・巨大なナイフで垂直に切り取ったような海食作用によってできた海抜257mの大絶壁です。

由良比女神社・・海上守護神として島民の信仰を集めています。

イカ寄せの浜・・由良比女神社の前に広がる浜で「イカ寄せ浜」の神話が語り継がれ、実際に秋から冬にかけてイカの大群が押し寄せてきます。実際の自然現象と神話の両方が残る場所としてジオパークのジオサイトの一つになっています。

こんな風にイカ干し機でイカを乾燥させています。

松江城 水灯路

9月22日(土)から土、日、祝日のみ10月28日までの14日間、松江城及び周辺の塩見縄手/堀川沿い、大手前駐車場、馬留・二の丸下の段で市民による手作り行燈や竹あかりオブジェ、島根っ子ねぶた等の展示やろうそくのゆらぎによる幽玄の美を体験できます。ハーフマラソンと移動で疲れてはいましたが、頑張って行ってきました。

松江城     10月15日(月)

全国に現存する12天守の一つで、天守の平面規模では2番目、高さでは3番目、古さでは5番目です。

井戸・・地階中央の井戸は深さ約24m。現存天守で井戸があるのは松江城だけで、初めて城の中にある井戸を見ました。現在は崩落防止の為、途中まで埋め戻されています。

塩蔵・・領内から納められた塩が蓄えらえていました。井戸と共に有事に備えたもので実戦を重視した松江城の特徴を示しています。

後藤又兵衛所用と伝わる甲冑と槍

4階に至る階段の二種類の上がり口・・藩主用と小姓用に分かれている。

箱便所・・4階に西側大破風の内側を利用して藩主用の箱便所があります。

石打棚・・安定した姿勢で狭間や窓から鉄砲や矢を放つための棚状の台。

包板・・地階から4階の柱には柱の周囲を板で包んだものがあります。板は柱に鎹で固定され、さらに鉄輪で締められています。粗悪材や柱の割れ隠し、補強効果を期待したもので現存天守では松江城だけに見られる技法です。

掘込番付・・番付は木造建築で建物を効率よく組み立てる為予め部材に付けておく符号です。墨書によるものと二種類あります。

刻を知らせた太鼓・・

松江城二の丸の太鼓櫓にあり毎日の登城の時刻を知らせ、非常呼集の際にも使われていました。

5階全面畳敷きになっていました。(今は畳は敷いていません)


松江歴史館

いづもナンキン・・島根県指定天然記念物 出雲国では1748~50年より金魚の飼育が盛んになり品種改良が進められ、「いづもナンキン」がつくられました。【特徴 四つ尾である。頭部が小さくこぶが無い。背びれが無い。体色は白が多めの紅白色。等の特徴があります】

如泥石・・水害対策として大橋川、宍道湖の護岸整備に使われました。

松江藩家老朝日家長屋 ・・・朝日家の屋敷の一部で家来と使用人が住んでいました。

 

武家屋敷

塩見縄手通りに面した武家屋敷。この武家屋敷に一時住んでいた塩見小兵衛が、のち異例の栄進をしたためそれをたたえてこの通りを塩見縄手と呼ぶようになったそうです。屋敷は主屋、長屋門、塀などからなり、これまでに見た武家屋敷と比べて大差はありませんが、井戸の傍にある台所の壁に大きな水入れの壺が丁度真ん中あたりで壁に埋め込むように設置されている所が面白い工夫だなあと思いました。

小泉八雲記念館

セツから初めて見せられたお化け行燈。大変気に入って、この時以来書斎に飾られていました。記念館では、生い立ち等の文章を只管読んで写真は1枚だけです。小泉八雲の生い立ちやなぜ左を向いている写真ばかりなのか。等色んな事が分かりました。

書状集箱

(塩見縄手通り)

このポストは郵便事業創業当時使用していたものと同じ形のもので、この周辺が松江市伝統美観保全地区にしていされているため景観に合わせて設置したもので、実際に取り集めもしているという事です。

お湯かけ地蔵足湯

(松江しんじ湖温泉駅)

弱アルカリ性高温泉で電車が来るまでの約10分程浸かってみたが、足の疲れが随分ましになりました。


出雲大社

初めての出雲大社参拝です。一畑電車の終点「出雲大社前」で下車すると、神門通りが長く伸び、一直線に見通せました。一の鳥居は御本殿と反対側にあるのでくぐりませんでしたが、参拝の心得として石、木、鉄、銅とそれぞれに違う素材を使った四つの鳥居を丁寧にくぐり、御本殿までの間にしっかりと心を整えるのが本来の参拝法のようです。

下り参道口に二の鳥居があります。神社仏閣の参道ではめったにない下り参道で、下りながら一気に厳かな「神威の世界」に入って行きます。奥に続く松の参道は殿様や貴族の方だけが真ん中を通る事が許されていました。

産道沿いのフジバカマの花にアサギマダラが止まっていました。直線距離1500km以上移動した個体や、1日あたり200km以上の速さで移動した個体もあるそうでそんなパワーがどこにあるんだろう?と思いました。それとも蝶も出雲大社でパワーをもらっているのかも。

三つの鳥居をくぐり、拝殿、楼門、本殿周りを一周しながら参拝しながらまわりましたが、出雲大社では二礼四拍手一礼が正しい作法である事を途中で知りました。